エンジンの吸気温度を知りたいと思った事ありません?
・・・・・
ないですか、そーですか。
今では懐かしいゲインズ(Cyberdyne)のデジタル水温計(DM-04)が手元に余っています。
このデジタルメーターは測定値が-30℃~180℃と広範囲なので、これを吸気温度計として活用しようと思います。
吸気温度計MR2 SW20

ケーブルを通す場所を探します。
※内装の外し方はこちら
室内からエンジンルームには数本のケーブルが既に通っています。

そこを捲ると・・・あらっ、ここにケーブルを通せと言わんばかりの穴が空いています。しかもまだ隙間があります。
ここにケーブルを通す事にします。

エンジンルーム内の遮熱板の2箇所のナットを外します。

クロスバーの4箇所のボルトとナットを外し、クロスバーを外します。

室内からケーブルを通します。

エンジンルーム側から、遮熱板を手前に倒しつつケーブルを吊り上げます。

タービン及びエキゾーストのすぐ裏を通過するので、用心して断熱材を使用しました。

使用したのはThermo-Tec
のサーモスリーブ(6.4~12.7φ)という商品です。
耐熱温度1200℃です。

エアクリーナーを外します。

水温センサーをタイラップで、てきとーな場所に固定します。

エアクリーナーを元に戻します。
これでは吸気温度計というより単なるエンジンルーム温度計ですが、まっお遊びという事で。

さて今度は室内配線です。
エアコンパネルの下にケーブルを通します。

2つのイグニッションオン電源(メーター・水温センサー)を、ヒューズボックスの「20A ワイパ」からY型接続端子を使用して分岐しました。
※ヒューズ電源の取り付け方法はこちら

パソコンケース内の温度表示モニターを見ているようで結構楽しいです。
エンジン始動直後は外気温と同じです。その後徐々に温度が上昇し信号待ちや渋滞で一旦温度が上昇すると、
その後走り出してもなかなか温度が下がってくれません。あとはこの繰り返しで、外気温30℃時に最高55℃まで上がりました。

別に気にする事ではないのでしょうが、温度表示を目の当たりにしてしまうと気になってしょうがありません。
そこで気休めにJURANのエアダクトホース75φを購入しました。

これを助手席側のエアインレット内に装着しました。

エアクリーナー側から見るとこんな感じです。
効果のほどは、温度が若干上がり難くなって、若干下がり易くなったような気がします。何もしないよりはましといったところでした。
