水温計を取り付ける時は毎度ラジエーターホースを切っていたのですが、今回はコンピュータから配線するタイプにしてみました。
Pivot SG-WTSGです。
【コンピューター配線タイプの長所】
1.水温センサーが無い分安価。さらにセンサーアタッチメントも不要
2.ラジエターホースを切らなくてよいので作業手順が少ない
3.ラジエターホースの水温より、コンピュータの水温の方が正確である
【 コンピューター配線タイプの短所】
1.対応している車種でないと取り付けできない
2.コンピュータに配線するのは、多少の不安がある(配線不良によりコンピューターの動作に悪影響を与えないか?)
水温計MR2 SW20

ケーブル配線はタコメーターと同じくバルクヘッドの助手席側を利用します。
2本のケーブル(水温・アース)をコンピュータに配線します。
アースの配線がボディアースであれば、いちいちトランクルームへ配線しなくても良いのですが、取扱説明書には
「必ず指定する配線(コンピュータのアース配線)へ接続してください。ボディアースへ接続すると安定した温度表示がされない場合があります。」
と書いてあります。

エアクリーナーの下付近からケーブルを吊り上げます。

タコメーターの時と同じグロメットを通します。

2本のケーブルがトランクルームまで辿り着きました。

コンピュータへの配線作業を行う前に、バッテリーのマイナス端子を外します。

水温(16pの上段右から4番目)
アース(26pの下段右から1番目)に
ギボシ端子を使用して分岐しました。

配線図です。

イグニッションオン電源を、ヒューズボックスの「20A ワイパ」からY型接続端子を使用して分岐しました。
※ヒューズ電源の取り付け方法はこちら

イルミネーション電源は、灰皿照明(緑線)からエレクトロタップで分岐しました。

総ての配線作業が終了したので、バッテリーのマイナス端子を元に戻します。

5連メーターの真ん中に水温計を置きました。

エンジンをかけると、おもむろにオープニングデモが始まり水温が徐々に上昇しました。作業完了です。はいおしまい。
