使用したボスは、大恵産業株式会社のSRSエアバッグシステム車対応ボス/マツダS-601です。
ステアリング交換RX7 FD3S
作業前に、ステアリングを直進状態にしておき、バッテリーのマイナス端子を外します。
ステリングの右脇にゴムキャップがあります。
そのゴムキャップを外します。
ラチェットレンチでボルトを外します。
ボルト位置が奥まっているため、スパナやメガネレンチでは絶対に届きません。
ボルトを外したところです。
左側も同様にゴムキャップを外します。
ラチェットレンチでボルトを外します。
左右のボルトを外すと、エアバッグ本体がいとも簡単にずり落ちます。配線コネクターがありますので、強く引っ張らないでください。
コラムから露出しているコネクターに対して、2つのコネクター(青色とオレンジ色)が接続されていますので、まずオレンジ色のコネクターを外して次に青色のコネクターを外します。
コネクターを外したところです。左下が上記の「コラムから露出しているコネクター」、右上が上記の「オレンジ色のコネクター」、上記の「青色のコネクター」はエアバッグ本体に付いています。
ステアリングを固定しているセンターナットを外します。
ステアリングを外したところです。
内側のプレートが動かないように、ビニールテープで固定します。
ボスを差し込んで、センターナットで固定します。ボスがセンター位置にある事を確認して、ビニールテープを外します。
コラムから露出しているコネクターに、キット付属のハーネスを接続します。
ボスの外周部に巻きつけます。
ビニールテープで固定します。
ボスカバーを取り付けます。
ステアリングを装着します。
バッテリーのマイナス端子を元に戻し、イグニッションをONにして (1)エアバッグ警告灯が点灯→消灯する事、(2)ホーンが鳴る事が確認できたら完了です。
FDを購入して、パワステが妙に重いのが気になっていました。車庫入れでは結構な力が必要でした。
スポーツカーなのでこういった重さに設定しているのだろうと勝手に思い込んでいましたが、ステアリングを交換したところ軽くなりました。
パワステの重さは設定ではなく、エアバッグ自体の重さだったのです。パワステの重さが気になる人にはお勧めです。
