使用したのは、BILLION VFC(バリアブルファンコントローラー) BV-3です。
電動ファンコントローラーRX7 FD3S

作業前に、バッテリーのマイナス端子を外します。

VFC本体の置き場所を決めます。

ケーブルの先端を、センターコンソールの裏側を通して助手席の足元に出しておきます。

まずスカッフプレートを外し、次に助手席足元左側のカバーを外すとコンピュータが見えます。

コンピュータを固定しているボルトを、ラチェットレンチで外します。

コンピュータへの配線コードに巻き付いている、黒いビニールテープを外します。
普通はここでコンピュータの配線コードを、コンピュータ本体から外して次の作業を行うのですが、外し方がわからなかったのでこのまま作業を続行してしまいました。

コンピュータの配線図を見ながら、エレクトロタップを該当のコードに接続します。
因みにプロフェッショナルの方は、エレクトロタップは使用せず直接半田付けするそうです。

失敗するのが怖かったので、エレクトロタップは製品に付属のものは使用せず、脱着可能なタイプを別途購入して使用しました。

エレクトロタップに、VFCのケーブルを接続します。

コンピュータを元の位置に戻します。その後、助手席足元左側のカバー、スカッフプレートの順に元に戻します。

スパイラルチューブを巻いて、見栄えを整えました。
総ての作業が終了したらバッテリーのマイナス端子を元に戻します。

後付けの水温計が85度になったら電動ファンが作動するようボリューム調整しました。
画像の矢印位置は、ずばり85°でファン作動開始です。流れを説明しますと、
(1)渋滞もしくはノロノロ運転が4~5分持続(85°に到達)
(2)電動ファン作動開始
(3)電動ファン作動停止(82°に降下)
(4) (1)に戻ってあとはこれの繰り返しとなります。
ボリューム位置を1クリック移動する毎に、ファン作動開始温度が大体1~2°上下します。
どのFDにも当てはまるとは限りませんが、後付けの水温計が無くVFC単独で使用されている方はこれを参考にしてください。
エアコンがOFFでも常に水温が85度以内に収まっているというのは気持ちがいいものです。特にサーキットでの効果は絶大です。
