純正の水温計があてにならないので、いつかは社外品の水温計を付けたいと思っている人も多いはず。(多くねーよ)
									RX-7で使用していた大森メーター:φ52電子式水温計(EH-112-BZ)を取り付けました。
								
 水温計スープラ JZA70
 水温計スープラ JZA70
						 
							ケーブルを通した場所は、ワイパーモーター下付近のECUハーネスが通っている部分です。
								
 
							ケーブルを通す為に、助手席のグローブボックスを外します。
									グローブボックス下にある3つのネジを外します。
								
 
							ネジを外すと、カバーが外れます。
 
							さらに、グローブボックスを固定している2つのネジを外して、グローブボックスを丸ごと外します。
 
							さらに、5つのネジを外します。
									ここまでくると、どのネジがどの箇所のものなのか混乱してきます。
								
 
							カバーが外れました。
									因みに、上方左側にある金属の箱がABSコンピューター、右側にあるのがエンジンコンピューターです。
								
 
							ECUハーネスが通っている部分のゴムに穴を開けて、ケーブルを通します。
 
							上図の拡大です。穴を開ける際は、ECUハーネスを傷つけないよう充分気をつけましょう。
 
							室内側から見ると、この位置になります。
 
							ラジエーターキャップを外し、クーラントを給油ポンプで抜けるだけ抜きます。
 
							ラジエーターアッパーホースの下に新聞紙を敷いて、ホースを上半分だけ切断します。
 
							ホースの中を覗くと、クーラントが結構残っているのが確認できます。
 
							そこで切断した箇所に給油ポンプを突っ込んで、さらにクーラントを抜きます。
									1JZの場合ホースの真下にファンベルトが有りますので、極力クーラントを垂らしたくないところです。
								
 
							結局これだけの量が抜けました。このペットボトルは1リットル容器(キッコーマン醤油)ですので、600ccほどだと思います。
 
							ラジエーターアッパーホースを完全に切断し、水温計ホースジョイントを差し込む為の切れ込みを入れます。
 
							使用した水温計ホースジョイントは、大森メーター:P-172(橙色)です。
									外径:34φ
									センサー取付部:M16 P=1.5
								
 
							ラジエーターアッパーホースに、水温計ホースジョイントを奥までしっかり差し込み、ホースバンドで固定します。
 
							念の為、センサーのネジ部にシールテープを巻きました。
 
							センサーを締め付けます。
 
							クーラントを元に戻したら、エンジンルーム内の作業は完了です。
 
							電源は、シガーソケットの配線から分岐しました。
									プラス電源 → シガーソケットの赤線
									イルミ電源 → シガーソケットの緑線
									アース   → シガーソケットの白線
									この箇所は既に他の電源にも分岐していますので、千手観音様を彷彿させる様相になってしまいました。
								
 
							エンジンをかけて水温上昇後、ラジエーターアッパーホースから水漏れが無い事を確認できたら作業完了です。
									正確な水温を把握したいのであれば、社外品の水温計を付けるしかないでしょう。暖気運転時にも役立ちます。
								
 
							